2008年9月5日金曜日

ほかの教室の修士論文の発表予行演習を見学

同じ教室の先生が目を光らせる中私と御世話になっている教室の准教とあと一人ぐらいがよそ者。
准教は専門がかぶってるので質問・・・というよりいろんなとこを指摘する時間は構成、データの見せ方、専門のかなり突っ込んだ話にくいついて引っ掻き回す。
同じ教室の人も引っ掻き回す。
修士課程の人四面楚歌。
まあ僕から見てもかなりぼろがあったので当然だったのかも知れない。
そして僕もアウェー。
だって免疫とかほとんど勉強してませんもん。
まあやってることは大体わかるんですがひとつ重要なキーワードが全くわからない。
プレゼンの表題になっていたぐらいなので致命的。
そして聞いているままに議論は煮詰まっていく。
でまあ大体の人にレーザーポインターがまわってしまってとりあえずお開きか。。。と思ったとき、准教の無茶振り。
「君は、なんか質問無いの?」
いやあんただって僕が免疫の知識ほとんど持ってないの知ってますやん。
頼む空気を読んでくれ、と思いつつ苦笑いでもしてみる。
「なんでもいいよ」
無理だった。
ほかの人も注目しているのでとりあえず自分に免疫学に関する知識がほとんど無いことを断っておいてからわからなかったキーワードの解説を修士課程の人に頼んでみる。
必死に説明してくれた。
うん、それはありがとう。
でも早口でしゃべる上に論理だてて言ってくれないので分けわからん。
周りの先生方も苦笑いしてるし。
とりあえずその場ではこくこくうなづいて切り抜けておく。
説明が終わるとやっぱりお開きになってしまった。
准教と部屋を出ると廊下においてあったホワイトボードでそのキーワードのちゃんとした解説をしてもらう。
もちろん廊下の幅を半分以上占有して。
通行人に申し訳なく思いつつ解説を聞く。
わかりやすい。
そして研究内容と結果、考察について合点がいく。
なるほど。
発表自体はとてもわかりにくかったけどやっていること自体は面白く興味がもてる。
データ的には少し不備な点はあったが結論と考察自体は的を得ててかつ有意義(多分)。
まあなるほどという感じだった。
その後 SDS-PAGE用のゲル作成に戻る。

卒論や学位論文のプレゼンは難しそうだ。
時間が短いし起承転結をちゃんと通さないといけない。
聞いている人が専門の人だけなら多少端折ったりしても大丈夫なのだろうが専門から少し外れた人も聴くのでその人もついてこれるようにしなければならない。
その辺のバランスを見極めるのが大変そうだ。
データや考察もガンガン突っ込まれるので研究の段階から正確に効率よくやっていかないとまずそうだ。
ほら、確証を得るための実験が時間なかったから無理とかでは洒落になりませんし。
とりあえず同じような研究をしているところの論文は全部目を通しておいたほうがよさそうだ、ということがわかった。


あ、米が無い。
お米早く送ってくれないかなー。
新米の時期だし密かに期待しているのだが。。。

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